美の基準値
永久脱毛 などによって、美しさを求める人は数多くいます。
主観的、相対的な面に関しては、ばらつきを生み出す要因の分析を試み、柔軟に対応することではないでしょうか。
次の課題は、美の基準値の割り出しです。
人体プロポーションの基準値を割り出す試みは古代エジプト、ギリシャの昔からありました。
まずエジプトでは、中指の長さを基準とし、その19倍の身長を理想としました。
また西洋ではなにかにつけて立ち返るのが古代ギリシャで、とくに紀元前5世紀のギリシャの彫刻家ポリクレイトスの示した基準値が影響を与えています。
ポリクレイトスは人体各部のもっとも美しい比例率を割り出し、それにもとついて『ドリフォロス』(ヤリを担ぐ青年)など、いくつもの青銅像を作りました。
彼はもっとも美しいプロポーションは七頭身であるとし、さらに身体各部の長さにも、それぞれ理想とする比例率を掲げています。
またドリフォロスのモデルの槍持ちの従者の名前から『カノン』と題した、こうした比例率について著した本(現存しない)から、以後、人体の美の基準一般をカノンと呼ぶようになりました。
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