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2011年01月 アーカイブ

夢とムードを買っている

このようなテストはいろいろに解釈できますが、『手帖』はつぎのように整理しました。


「・・・コールドクリーム本来の、ヒフをまもるという働きだけでいうと、肌にさえ合えば、この100円のセザンヌで十分です。


高いクリームは、そのぶんだけ、ヒフが美しくなるというよりは、むしろそのお金で夢とムードを買っているといったほうがよさそうです。


夢やムードが必要ではない、とは決しておもいません。


しかし、女性が一人残らず、そのために高いクリームを買いたがっているともおもわれないのです。


女性は美しくあってほしい。


しかし、愚かであってほしいとはおもいません。


女なんて値だんさえ高ければ、それだけきれいになれるとおもってるんだ、という一種の通説が、いつまでも通用していいのだろうか、という気がするのです。


その意味で、この100円のクリームが出たということは歓迎すべきことでしょう」。


・・・そのようなことを知ると、ごまかしのきかない永久脱毛 のようなスキンケアは本当にいいですよね。

「こんにちは奥さん」の発言

まだ永久脱毛 などのなかった昭和40年代・・・


この時代に放送されていたNHKの「こんにちは奥さん」。


この番組は、高級化粧品に対する婦人の考え方に影響を与え、100円化粧品の売行きを大きく伸びさせる転機となったといわれています。


アナ「どのくらいのものをつかっているか。」


主婦A 「私600円から1000円ちょっとくらいのところ。」


アナ「どうしてそれを買ったか。」


主婦A 「化粧品店へゆくと、奥さまこれくらいがいいんじゃないですかと出してきたのでそれを信用して買った。」


・・・高いものを出してきてすすめられるときには、安いものを、というのは勇気が要るという主婦。


別の主婦は1000円のものをいつも買っているが、習慣的にそうしていると答えています。


ハダに合わないクリームにこりて、いまでは自分のハダに合ったものを使っているという主婦に対して、アナのハダに合うというのはどういうことで感じるか、という質問に対し、


「つけて全然刺激のないもの、塗りがよいとか、つけたあと、なにかしっとりした感じ」


・・・などと答えています。


別の主婦に「高いものはよいというような感じは持っているか」と訊ねましたが、


「持っていない、自分のハダに合っていればそれをえらぶ」


・・・と答えています。

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